27番地

声優とかアニメとかライブとか

ST☆RISHに、宇宙一の大好きを。

私に始まりをくれた全てに、宇宙一の大好きを。

 

 

 

 ※イベントのレポとかない、痛く重いオタクのお気持ちを連ねただけのポエムです。

 

 


うたの☆プリンスさまっ♪ST☆RISH LIVE STAR TREASURE-SUNSHINE-に、1日目はライビュで、2日目は現地で参加しました。
ST☆RISH声優陣による単独のライブ。ずっとずっと待っていました。

 

当日のチケットや移動手段の準備をしても正直あまり実感は無かったのですが、
ドルビーシネマでの再上映もあり、日が近づくに連れて実感と緊張が高まっていました。

1日目、映画館で見ていました。オープニング映像でもう泣きそうだったのに五反田ゆうぽうとホールが出たところからぶわっと涙が溢れた。
信頼しているフォロワーさんにわざわざ私の地元まで来てもらって一緒に見てもらい、2人とも終わった後に脱け殻になっていた。
一人じゃ抱えきれない内容だったのでとても助かった。(正確には助かってない)

2日目は早朝の新幹線に乗って現地に行き、レンタカーに乗って会場へ。
うたプリのライブで遠征をするのは初めてだったので、この旅路すらも良い思い出になった。

ライブ中はたくさん泣いたし、たくさん笑ったし、感情が揺さぶられっぱなしの時間だった。
生きててこんなに楽しいこと、まだまだあるんだなと思った。
1週間経っても余韻が全然抜けないし、もうこれ以上の経験は無いと思った。
前回のライブでも今が人生の最高到達点だと思ったし、最高はいつだってうたプリが更新してくれる。

 

 

ST☆RISHの単独ライブは私にとってとても特別だった。
シリーズが進むに連れ、仲間が増えていき、ST☆RISHだけのライブというものは無かった。
ファンミという形ではあったけれど、ライブは初めて。本当に実現されて嬉しかった。
スタトレはMCも少なめ、集合写真も楽曲中にやったりと曲に時間を割いてくれて本格的なライブだったし、原作映画の再現のクオリティも凄かった。

聖川真斗さんのソロ曲中は身体の全部が震えるくらい泣いてた。
何度も何度も夢に見た、ST☆RISHの聖川さんを応援するファンの光の一部になれているような気がした。
思い出すだけで泣ける。それと同時に私はこんなに実在のファンになれることを願っていたんだなと思った。

 

 

 


私はかつて、プリライ(うたプリの声優ライブ)が100%素直に楽しめなかった時期があった。
行けば勿論楽しいし、どのイベントも最高だ~~!という気持ちはあったし、全部良い思い出です。
ただ私にとってのST☆RISHは、一十木音也、聖川真斗、四ノ宮那月、一ノ瀬トキヤ、神宮寺レン、来栖翔、愛島セシルの7人のアイドルで、声優さんのことではなかった。

プリライで声優さんが"ST☆RISH"を名乗ると、私の好きなアイドルST☆RISHの存在が否定されるのではないかと怯えていた時期があった。
アイドルST☆RISHが"実在する"欠片を拾い集め、その存在を確かめるようにして過ごしていたアイドルオタクの私にとっては、
プリライは世界一楽しいところでもあり、世界一"現実"を突きつけられる場所でもあった。

しかし、プリライは回数を重ねるごとにキャストも演出もオタクも独自に進化していったと思う。
声優のキャラソンを披露する場から、アイドルを前提としたライブになっていく過程があったと思う。
そして徐々に私自身も、この空間は「アイドルの彼らがいるから存在している現実なのだ」と順応していった。
原作映画はまさに「アイドルがいる」を体現してくれている。もう彼らが「いない」なんてことは思わなくなったし、ライブも心から楽しめるようになった。
これはうたプリが歩んだ10年の結果だと思う。

 

 

janina27.hatenablog.com

 

今回のスタトレで個人的に感じたのは、アイドルST☆RISHとは別に、
声優さんは"スタリおじさん"(愛称)として自我を持ちあの場を楽しんでる、という共通認識がファンにも声優さんにも当たり前にあった。それが私にはとても嬉しかった。


アイドルのST☆RISHがいるからこそ作られ、皆がアイドルST☆RISHを心から大好きだと言っても良い空間だった。
ST☆RISHはいないと突きつけられるのではないかと思っていた場所から、"ST☆RISHがいるからこそできる"、彼らの存在を肯定される場所になった。
これは私の心境の変化もあるけれど、皆そのような気持ちだと思う。

寺島さんが「ST☆RISH集合~~!」という時に、
「皆もST☆RISHだからね!」と客席に声をかけてくれていた。
私達もST☆RISHの存在を証明する一部なのだととても嬉しかった。

とても愛のある一言だったと思うし、寺島さんが音也で良かったと思った。

 


愛を込めて敢えて呼ばせていただくのですが、スタリおじさん達、本当にいつもありがとうございます。
たくさんST☆RISHのことを思ってくれるからこそあのような空間ができるのだと思っています。
大っっっっ変お忙しい中なのに、面倒なオタクが多いジャンルに、オタクに負けないくらい愛を持ってくださっていること、痛いほど伝わります。
7人がそれぞれの距離感と愛をくださることで、私はアイドルST☆RISHと、スタリおじさん達をそれぞれ同じくらい愛することができています。
本当に本当にありがとうございます。
スタリおじさんとST☆RISHが、末長く健康で音楽と人生を楽しんでくれることを心から願っています。

ST☆RISHと同じように、スタリおじさんもいつまでも仲良しでいてください。

 

 


谷山さんが「浮気しても良いけどいつだってうたプリに戻って来て、そういう場所であってほしい(意訳)」と言っていた。
お言葉に甘えつつ、私のこれからの人生のすぐに戻って来れる位置に、うたプリST☆RISHは居続けるんだと思います。

 

 

 

私に始まりをくれたST☆RISHへ、これからも宇宙一の大好きを。